自然分娩出産(弛緩出血)は健康保険の適用OK!その理由と医療保険を請求する際の注意点について

我が家の次女(まー)、お蔭さまで1才5カ月になりました。

今月から保育園に通っているのですが、入園して2週間でメキメキと成長し、先月のまーちゃんとは比べ物にならないくらいお姉さんになりました。

大好きな踊りの精度もあがりましたし、コップも上手に飲めるようになり、「おいちい」というベビーサインもやっとこさ出来るようになりました。

「バイバイ♪」という単語を連呼した日もありましたが、その日以来、「バイバイ」は聞こえてきません。。

どーした、まーちゃん??

自然分娩でも健康保険が適用された話(弛緩出血)

ところで、話はまーちゃんの生まれた1年5か月前に遡るのですが、びっくりなコトがあったんです。

それは、「出産に健康保険が適用された」ということ。

ええ??っていう感じですよね。

わかります。

私自身、請求書を見たときに3度見くらいしましたから、安すぎて。

自然分娩に健康保険が適用された理由

原則、出産には健康保険が適用されません。

しかし、どうして私には健康保険が適用されたのか。

これは、どうやら出産時の出血量が多かったからのようです。

出産時の出血が多かった

出産時の出血は、たしか2200ml位。

実は長女の時も出血が多く、入院中に鉄分点滴をしたのですが、その時は健康保険は適用されず、自費診療でした。

長女の時の出血は1500mlくらい。

だから、1500mlから2200mlの間に自費診療になるか健康保険適用になるかの分岐点があるのかもしれません。

意識がなくなった

もうひとつ長女の時と違ったのは、一時的に意識を失ったこと

多量出血のあまり、血圧も下がって、最終的には病棟中の看護師さんと産科医が周りに集まってきて、朦朧としながらも「これはただ事ではないかも」と思ったのを覚えています。

そういうのもひっくるめて、健康保険が適用されたのかもしれませんね。

3割負担です。

弛緩出血が起きた原因

結論としては、長女のときも次女のときも「弛緩出血」による大量出血でした。

長女のときは助産師さんがしきりに「子宮の戻りが悪い」と言っていたのを覚えています。

 

次女のときは「胎盤に繋がっていた血管から血が止まらなかった」みたいなことを言われました。

私は大量出血する体質なんですかね?

 

だけどね、次女のときは、違う理由が原因なのではないか・・と個人的には感じています。

というのも、次女出産後、なかなか胎盤が出て来ず、助産師さんが苦労していたんですよね。

「先生、なかなか胎盤が出てきません」みたいな。

そうしたら、研修医の先生が「胎盤は僕が出すから変わって~」と一言。

で、助産師さんから研修医の先生に変わってすぐに「すぽっ」と胎盤が取れたんです。

ええ、百戦錬磨の助産師さんが取れなかった胎盤がすぐに取れたんですよ、研修医に変わったら!

 

無理やり引っ張ったんじゃないのー?

手荒なことするから、出血が止まらなくなったんじゃないのー?

ということは本人には言えませんでしたが、私はこれからもずっと覚えていると思います。

健康保険が下りた際に注意すること

出産費用に健康保険が適用された場合、忘れずにやってほしいことが2つあります。

  1. 医療保険の支払い請求
  2. 会社の就業規則の確認

それぞれ説明しますね。

医療保険加入者は、医療保険の請求をする

健康保険が適用されたということは「病気」ということですから、もしアフラックとかオリックスとかの医療保険に入っていたら、請求すれば保険金が貰えます。

これ、誰も教えてくれませんから!

自分で請求しないと、1円ももらえませんから!!

たしか請求できる期間は2年くらいだったように思います。
もし「出産に健康保険が適用されたのに、医療保険を請求してないわ!」という方がいらっしゃったら、今すぐに保険金を請求してー!

私は出産前に「保険見直し本舗」で保険の無料相談を行い、都民共済とアフラックに加入していたので、二つの医療保険を受け取ることができました。

二つ合わせて○十万円の保険給付です。

 

もしも、無料相談で紹介された医療保険に入っていなければ、もらえなかったお金。

無料相談さまさまです。

会社に入院補助等の規定がないかを確認する

あと、私の勤務先には「5日以上病気で入院したら一日当たり5000円の見舞金を支給する」という規定がありましたので、こちらも請求しました。

最初は「出産はダメなのよー」と言われましたが、「健康保険が適用されたから『病気扱いなんですよ』」と説明したら、「大変だったわね。。」ということで、すぐに見舞金を支給していただくことができました。

お勤めされている方は、そのような規定が職場になかったか、ちょっと思い出してみてくださいね。

医療保険を請求する際に注意すること

医療保険を請求するときは、病院に保険会社所定の「入院証明書」のような書類を書いてもらう必要があるのですが、病名の欄になんて書いてあるか、きちんと確認した方がいいです。

なぜかというと、私の場合病名に「正常分娩」と書いてあったから!

正常分娩?セイジョウブンベン?

当たり前ですが、「正常分娩」ならば医療保険の保険金は受け取れませんよ!

いや、その前に、健康保険が適用されて入院費用が3割負担になることはありませんから。

研修医、なに書いてんの??

っていうかさー、

アフラックの入院証明書の記入をお願いしているっていうことは「この患者は保険金請求する気満々」という意味なのだからさ、「この入院証明書の病名欄に『セイジョウブンベン』と書いて本当にいいのか、俺?」とか自問自答しないのかな??すごく疑問。

ええ、もちろん「弛緩出血」と書き直してもらいましたよ。

病院側のミスなので、書類の返送費用等は全て病院負担でした。

みなさんも、入院証明書の病名欄に何と書いてあるのか、注意してご確認くださいね。

弛緩出血による健康保険適用まとめ

ケチな私としては、出産費用が3割負担になったことは正直嬉しい気持ちもありました。

だけど、やはり嬉しいというよりも「ぞっとする」という気持ちの方が勝るように思います。

出血多量で血圧も低下して、意識不明になっているのですから。

本当に出産は一大事。

女性が命をかけてする大仕事です。

その出産が無事に終わって、長女と次女が元気に成長してくれていることに、感謝の念を覚えずにはいられません。

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