認可保育園に入所するために親がするべき5つの大切なこと

認可保育園不承諾になった待機児童・保留児童は多い

「待機児童」
独身時代はまるで門外漢だったこの言葉が、育児休職中のママ達に、こんなにも重くのしかかってくるとは思ってもいませんでした。
いいえ、「待機児童」だけじゃありません。「保留児童」だっているんです。横浜市の場合、平成28年4月時点で、待機児童は7人ですが、保留児童は3117人もいるんです。要するに、3117人が認可保育園に入園できなかったんです。横浜市記者発表資料より)
私は数年前まで「待機児童数全国NO.1」だった横浜市在住ですので、長女(すー)の妊娠中から「本当に保育園に入れるのだろうか。」と心配し、大きなお腹で保育園見学をしに行ったり、「保育園利用案内」を片手に区役所へ相談しに行ったりしました。

元々は長女(すー)を0歳から保育園に入れる予定でしたが諸々の事情で1歳児クラスから入園させることにしましたので、すーのために2年間の保活をしました。そして今、もうすぐ1歳の次女(まー)のために、3年目の保活をしています。
この3年間の保活の中で、私なりに気付いたことを以下5つにまとめました。手前味噌で恐縮ですが、全てとても大切なことばかりですので、育児休職中のママさん、もしよければ参考にしていただけると幸いです。

その1 なるべく早めに保活を開始する

「保活」って、大体いつ頃からするのでしょうか。

横浜市の場合、次年度4月入園希望者向けの「保育園利用案内」は10月に配布されますので、その頃から始めればよいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、「保育園利用案内」は大学受験等の「願書」に相当するものです。「願書」が配布されてから「さー、受験勉強を始めるわよー!」という強者はなかなかいませんよね。
ですので、保育園についても、次年度用の「保育園利用案内」が配布される頃には、①保育園見学②希望園のピックアップ、③「今年度の保育園利用案内」に記載されていることの理解が終了していることが理想です(後述しますが、今年度と次年度では「利用案内」の内容はさほど変わらないことが多いです)。
このうち、上記②と③については気合を入れればさほど時間はかりませんが、どうにもならないのが①「保育園見学」です。保育園を見学するためには1園1園電話して予約を取るのですが、保育園側も月に1,2回しか見学会を開きませんし、1回の見学可能者数も限られています。したがって、なるべく早めに電話して見学予約を入れなければせっかくの見学の機会を逃してしまうのです。
保育園側は、4月5月は新年度の体制を軌道に乗せるために見学会を開かないことが多いですが、6月からは適宜実施している場合が多いです。その頃であればまだ見学者も少なく質問等もしやすい雰囲気ですので、是非早めに対応されることをお勧めします。なお、「保育園見学をそもそもするべきか?」については、こちらの記事にまとめてあります。
http://onononoko.com/2016/12/17/post-511/
 

その2 個々の園の詳細情報をゲットできるように努力する

上述した「保育園見学会」で「入園のしおり」をゲットしたりなんかして、保育園のなんとなくの外形的情報というのは入手しやすいのですが、一歩踏み込んだ「保育園の内情」は外からは中々分かりにくいものです。
そこをブレークスルーするために私が一番有難かったのは、「育児休職中のママのうち、既に保育園に通っている兄弟児(お兄ちゃん、お姉ちゃん)を育てるママ」の存在です。これは、もう神レベルです!!

私も「次女の育児休職中で、長女が保育園児のママ」という状況ですから、恐れ多くも「神レベル」の存在になってしまうのですが(笑)、でもたしかに、今の私と2年前の長女保活中の私では知識量は全く違います。
長女の通う園に対する深い理解は当然ですが、一緒に保活したママからもお子さんが通う保育園の情報(通園児しか分からないような内部情報)が入ってきますから、住居近辺の園の情報は自然と詳しくなってしまうのです。かつ、(横浜市の場合)第二子以降は優遇された条件で選考されますので、「保活」に少しゆとりがあったりします。
だから、上記のような兄弟児を育てるママがいたら、是非色々聞いてみることをお勧めします。私は元々そのようなママ友はいなかったのですが、保育園見学でたまたま隣に座ったママさんが「神レベル」の方で、しかも私が第一希望とする園に息子さんが通われているという「超神レベル」でしたので、連絡先を交換したりお茶をしたりと随分助けていただきました。○○さん、本当にありがとう!!

その3 「利用案内」は一文字一文字残さず読んで理解する

横浜市の場合、平成29年度の利用案内は約34ページあります。利用料等、入園決定後に適用される記載もありますが、それ以外はどのようにして入園審査がされるのか、その「審査基準」が記載されています。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ということわざがありますが、まさにこの「利用案内」こそ「敵」なわけで、いかにこの「敵」を理解し、自分なりのベストを尽くすかで結果が左右することもあると私は考えています。

大事なことは、全部「利用案内」に書いてある。

例えば、AちゃんとBちゃんがいたとします。Aちゃんは認可外保育園に9月30日に入園しました。一方Bちゃんは、Aちゃんと同じ認可外保育園に10月1日に入園しました。このような場合、次年度の認可保育園申請にあたっては、Aちゃんは認可外保育園に入園していることを理由に+5ポイントが付与されますが、Bちゃんには+5ポイントが付与されません。なぜだかわかりますか?
また、CちゃんとDちゃん兄弟は入園審査を無事通過し、4月に同じ認可保育園に入園できることになりました。Cちゃんは2歳児クラス、Dちゃんは4歳児クラスへの入園です。入園式には、両親と2月に産まれたばかりの弟の5人で参加して、みんな保育園に入園できたことをとても喜んでいました。しかしながら、Cちゃんだけは4月末で保育園を退園せざるを得なくなってしまったのです。なぜだかわかりますか?
答えはすべて横浜市の「利用案内」に書いてあります。どうか、あとで「最初から知っていれば・・・」とならないように、「利用案内」は隅々まで確認してください。

その4 不明点は必ず「公的機関」に確認する

「利用案内」を隅々まで確認した場合、記載されている意味が分からなかったり、自分が要件に該当するのか判断できなかったり等、色々疑問点が出てくるかと思います。そのときは、ママ友に聞いて確認するなどではなく、必ず公的機関に納得いくまで確認してください
区役所の窓口でも出向くのも良いですし電話をかけても構いません。4月入園の場合は専用ダイヤルが設けられることもありますので、そちらでも良いかと思います。
ちなみに、次年度の「利用案内」が配布された以降は、窓口はとても混みます。ですので、「その1」に記載したとおり、「次年度」ではなく「今年度」の利用案内を早めに入手のうえ、不明点を問い合わせるのが良いと思います。
横浜市の場合ですが、私の印象ですと、「子ども・子育て新支援制度」の影響を受けた平成27年度の利用案内は前年度のものから一部変更されましたが、それ以外(平成27年度以外)は前年の利用案内と「ほぼ同じ内容」という印象を持っています。また、平成27年度の時も、前年度の利用案内との変更点の対照表がHPにアップされていましたので、前年度利用案内を読み込んでいたとしても、何か不利益になったことはありませんでした。

なお、ここからは「超個人的感想」なのですが・・・

なんとなくですが、役所の窓口に直接出向いて質問するよりも、役所に電話した方が専門的回答が得られるような気がしています。
電話したときは、「え!そんなことまで教えてくれちゃうの?!」というような回答をいただいたこともあります。一方、役所に直接出向いたときは、窓口担当の方に「私は知りませんよ、私は見たことありませんから」みたいな回答をされてキレそうになったことを覚えています。
たしか、その時の私の質問は、「Aランクの上には、AAランク、AAAランクがあるのか?」というものだったかと思います。
実際は「YES」であり、現在の「利用案内」にはその旨明記されているのですが、当時の窓口担当者は「AAランクなんて、見たことも聞いたこともないわー!」ということだったのでしょう。
最終的に、「横浜市の制度としてAAランク、AAAランクが有り得るのかを私は知りたいのですよ。あなたが個人的にその制度を知っているか・知らないかなんてどーでもいいんですよっ(怒)」と言ったら、やっと後方に座っている上司に確認してくれました。
想像の範囲を超えないのですが、窓口にやってくる利用者対応は若手が担当し、ベテランは窓口には出てこない。そうすると、外線電話がかかってきても窓口に座っている若手は対応できないから、やむを得ず自席に座っているベテランが対応する。その結果、すごく深い情報を教えてくれる・・・という理屈だったりするのでしょうか。
一度、そこのところを役所の方に聞いてみたいですね、ハイ。

その5 提出書類は必ず自分で最終確認する

横浜市の場合、保育園入所審査は書面審査であり、提出した書類のみで判断されます。したがって、良くも悪くも書面に記載されたことのみで入所可否が決まってしまうのです。
一番気をつけなければいけないのは「雇用(予定)証明書」です。これは自分で記入するものではなく会社が記入するものですから、自分の就業実態と比べて正しく記載されているかを必ず確認する必要があります。
また、雇用(予定)証明書には、「就労実績」を記載する欄がありますがが、ここは本当に重要です。「就労実績」の部分には産前休暇に入る前の6か月間の就業実態を記入するのですが、妊娠中に切迫等で出社できなかった方もいるでしょう。
私も随分早くお休みをいただいて自宅安静していたものですから、就労実績をそのまま書くと「0日」とか「2日」とかのオンパレードになってしまうのです。就労実績が「0日」「2日」で、本当に保育園に入所できると思いますか?
そんなときは、「その4」で書いたとおり、公的機関に相談し、必要な指示を仰いでください。
また、「会社が書いた書類だから正しいに決まってるよー」なんて言って記載事項の確認すらしなかったら、「就労実績が0日とか2日とかばかりなんですけど。。。」という相談すらするチャンスを失ってしまうのです。
さらに言えば、会社の担当者だって人間ですから間違えて記載してしまうこともあります。その記載ミスが原因で保育園に入所できなかった場合、あなたは誰にその怒りをぶつけますか?
上にも書きましたが、保育園入所審査は書面審査です。書面で全て決まるんです。どうか、役所に提出する全ての書類に目を通し、不利益を被ることがないよう自衛してください。

まとめ

保育園、地域によっては入所するのが本当に難しくて、どうしたものかと頭を悩ませる方も多いと思います。私だってその一人です。でもね、「入所できない、できない」と社会状況を嘆くだけでは何も変わりません。どんなことだっていいんです。入所のために自分で出来る「何か」を探してみませんか。そうすれば、保育園の入所にきっと一歩近づくことができますし、最終的には社会状況を変えることにも繋がるかもしれません。ママ&パパ、cheer up!!
 
随分長くなりました。
最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

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