地域住民参加型!生麦旧東海道まつり2016(旧称:生麦魚河岸まつり)

「生麦で魚河岸まつりがやっているらしい!」
そんなことを聞いてから早10年。
今年、やっとタイミングが合ったので家族で行ってみることにしました。
「一度行ってみたいとは思っているけれど、実際のところ、どんなお祭りなんだろう?」と思っている方にこの記事を是非読んでいただきたいです。
ちょっとネタバレになってしまうかもしれませんので、実際に行くまで楽しみを取っておきたい方は読まないで~!

「生麦旧東海道まつり」の開催地は鶴見線国道駅

生麦旧東海道まつり(生麦魚河岸まつり)は、鶴見線の国道駅の目の前で行われています。
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「国道駅」って知る人ぞ知る駅なんですが、皆さんご存知でしょうか。この写真の右側の黒っぽい壁にいくつか丸い穴が空いていますよね。これ、第二次世界大戦時の銃弾の跡なんですって。
駅の中はこんな感じ。。。。
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ね、何だかもう、ちょっとタイムスリップしたような雰囲気があります。
元々、駅の下にはデパートを作る予定だったらしく、天井はおしゃれなアーチ型。
映画撮影等に使われると聞いたことがありますが、たしかに。実際に来てみると、本当に駅の中だけ時間が止まったようになっているのを実感します(駅から一歩外に出てしまえば、普通の21世紀の町並みなんですけどね)。

どんなお祭りなの?出展者は?

現在は「生麦旧東海道まつり」という名称のお祭りですが、以前は「生麦魚河岸まつり」という名前でしたから、やっぱり「魚」を期待してしまいますよね。
魚屋さんが沢山出ていて、「いらっしゃいいらっしゃい!!」と威勢よく、大量の魚を売りさばいているのを想像しながら祭り会場へ足を運びました。
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そうそう、↑こういうのを期待していましたよ。大きなアナゴのてんぷらを販売しています。
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赤貝とかブラックタイガー、乾物(のり)が沢山販売されていた印象です。
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おぉっと~!突然カレー&ナンの屋台です。インド??
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大量の野菜にキョロちゃんまで・・・
勘の良い方はお気づきかもしれませんが、はい、魚屋ばかりではありません。
出展は、魚屋ももちろんありますが、それよりも、地元の飲食店(カレーやオムライス)や地元企業(森永製菓)、地元生麦中学校、地元警察等々、「地元」である、鶴見や花月園、生麦周辺のみんなが集まってお祭りを盛り上げています
地元の有志の方たちなのでしょうか、歌や踊りを披露する場所も設けられていました。
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実は、このお祭りを立ち上げたのは「生麦魚介商組合」なのですが、一昨年から「生麦第一地区連合会」という自治会がが運営を引き継ぎ、近くの商店街と一緒にお祭りを実施しているそう。
運営母体も変わり、魚だけに限定することなく地元の老若男女が集って楽しむお祭りとして、名前も「生麦魚河岸まつり」から「生麦旧東海道まつり」へと生まれ変わったんですね。
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魚などは安く販売されているのか?

上記のように、既に「魚河岸まつり」ではなく「地元の秋祭り」に変更されていることを考えると、「魚が安く売ってるのか」を論じるのも蛇足のような気がしますが・・・・
個人的な印象ですと、「普通」のお値段、そこまで安くはないかなと感じました。
上にも写真を上げましたが、大きなアナゴの天麩羅は1本800円です。この天麩羅は有名で、11時の時点では既に整理券が終了しているくらい大人気でしたので、800円は安いのかもしれません。
あとは、うーん本当に普通です。海鮮丼が1200円、煮穴子が2000円etc・・まぁ、普通のお祭りですから「お祭り価格」です。
我が家は「たこやき」を揚げた「たこ揚げ」300円を購入しました。こちらは安かったので我が家にぴったりの値段設定です。寒い日でしたので、ハフハフ言いながら熱々を頂きました。
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まとめ

地元の生麦中学の男子生徒は声を張り上げてトン汁を販売し、女子生徒は、小学生向けのゲームを仕切り、呼び込みに精を出している。その傍らで、老人会の有志(?)が歌声や踊りを披露している。真ん中では魚屋や地元企業が一生懸命自慢の一品を販売している。。
そう、このお祭りは「地元民の、地元民による、地元民のための」お祭りなんですきっと。良く考えるとこんなお祭り、中々ないのかもしれません。
「魚河岸」の色は薄れてしまったけれど、それに代わって地元の方々が盛り上げて、今年も堂々と「生麦旧東海道まつり」は開催されました。
昔鶴見に住んでいた方、今度引っ越そうかなと思われている方、地元主催のお祭りを企画したいなと考えている方、穴子の天麩羅が食べたい方、どうぞ一度お越しください。地元の方々が優しく迎えてくれますよ。

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